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ニュースリリース

2003年2月5日
株式会社ゼンリン
株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト

株式会社ゼンリンとの新しいGIS事業開発における業務提携について

株式会社ゼンリン(本社:北九州市、代表取締役社長:原田 康 以下、ゼンリン)と 株式会社エヌ・ティ・ティネオメイト(本社:大阪市、代表取締役社長:西村憲一 以下、 NTTネオメイト)は、ブロードバンド時代に向けた事業展開において、国内外の GISにおける新しい市場の創造、普及促進及び双方の事業の発展を目指すため、 包括的アライアンスに関する基本協定を本日締結いたしましたので お知らせいたします。

1.業務提携に至った背景

近年、GISに対する官公庁や民間企業の関心は急速に高まっており、位置管理、 設備管理、物流管理などいろいろな分野で導入されています。また、コンシューマーに 最も身近なGISであるカーナビゲーションシステムについても本格的な普及期に 入っています。そうした状況を踏まえ、両社は、これまでにそれぞれの特徴を 活かしたGISビジネスに取り組んでまいりました。

ゼンリンは創業から半世紀余、全国の市区町村の住宅地図を発行する国内唯一の 地図出版社として、居住者名、事業所名称などの自ら継続的にアップデートする 詳細かつ膨大なコンテンツをベースに、GISやカーナビ向けに電子地図事業を 展開しています。近年のブロードバンド環境の進展、ユビキタスネットワーク社会への 流れの中で、これまでに蓄積した豊富なコンテンツを活かしたネットワーク型の 地図情報サービスや3Dデジタル地図の開発に取り組んでまいりましたが、今後 さらにダイナミックな事業展開や新たな事業領域拡大を行っていくため、ビジネス開発や システム開発で提携できるパートナーを探しておりました。

一方、NTTネオメイトは、昨年5月の営業開始後、NTTネオメイトグループ (17社)一丸となり、NTT西日本の情報流通基幹ネットワークの構築・保守・運用を ベースに、24時間365日のサポート体制や西日本400拠点のサービスセンタなどの 資源を活かしたIT分野での業容拡大を行っています。GISビジネスについては、 MEグループ時代に構築した電子地図(西日本全域、1/2500レベル)から日本で最大規模の NTT社内GIS系業務システムの構築・運用により蓄積したシステム技術をベースに 自治体様を中心にビジネスを行ってきました。今後さらにNTTグループが推進する ブロードバンド時代に適した新たなGISビジネスの創出にあたり、システム技術と共に キーとなる電子地図上にリンクできる様々なコンテンツを保有した企業との提携を 検討しておりました。

そこで、両社は、今後のブロードバンド化、ユビキタス環境の新たな時代における 新しいGISビジネスについて、ゼンリンは地図関連コンテンツ、NTTネオメイトは システムを中心に、両社がこれまでに蓄積した専門的ノウハウ及びサービスをフルに 活用して、共同で調査、開発するとともに双方の販売チャネルを活かして相互に連携し 販路拡大を目指すため協業することとしたものです。両社の協業の成果により、 電子自治体や産業界、コンシューマー向けの新しいGISの世界が創造され、国内外の GISの普及促進、関連する産業の発展ひいては両社の事業領域拡大に大きく 寄与することを期待しています。

2.業務提携の内容

(1)国内外の新しいGIS市場創造に関する協力
両社は、本提携の精神に則り、当面下記のテーマについて開発を開始します。

  1. ブロードバンド環境を活かした高度インターネットGISサービス
    インターネット上のGISサービス(地図検索等)は、64kレベルの回線では 従来地図データが重いため、LAN環境のシステムに比べ機能的に制限が多く操作性も 十分ではありません。それが、ブロードバンド環境においては、多量のデータ転送が 高速に行えるため、従来では困難であった画像や3次元データを多用した アプリケーションの実行や他のサービスとの高度な連携技術などが可能となります。 これらの技術を駆使した新たなインターネットサービスを両社共同で開発します。
  2. バリアフリー情報GISサービス
    現在、一般的な地図検索サービスやナビゲーションシステムは多数出ていますが、 身体障害者の方に必要なバリアフリー情報が掲載された電子地図や車椅子での ナビゲーションシステムについては、実験が行われた程度で本格的にビジネス化 されていないのが現状です。そこで、両社のノウハウ、体制、技術を結集し、電子地図へのバリアフリー情報の収集、登録のしくみや車椅子に適した ナビゲーションシステムを両社で開発します。

(2)GISソリューションビジネスに関する協力
両社のソリューションビジネスにおいて、相互の得意とする専門ノウハウや資源を フルに活用して、より高品質なソリューションを提供していきます。ゼンリンは主に 地図データベースの設計ノウハウを提供し、NTTネオメイトは、システム設計・ 構築・保守に関するノウハウやIP−VPNや広域イーサネットなどの IPネットワーク、データセンタ等のサービスを提供します。

(3)両社の商品の相互代理店販売
両社の地図やGISアプリケーションについて、お互いの営業力、販売体制、ノウハウ等を最大限に活かして積極的に販売します。

(4)電子地図の整備及び現地調査用端末・システム開発等に関する協力
両社は、それぞれ広域の電子地図を保有しており、具体的なビジネス案件で自社で 不足する情報について互いに補完します。また、地図のメンテナンスに おいて最も コストがかかっている現地情報入力作業を効率化するため、現地で調査情報を 直接入力できる端末やシステムの開発等を共同で行います。

(5)ゼンリングループ内におけるIT環境整備に関する協力
ゼンリングループ内におけるIT環境整備のため、NTTネオメイトは自社の パソコン、IPネットワークサービス等の提供やネットワークの設計・構築・保守に ついて協力します。

3.今後の予定

両社は、本協定締結後、速やかに合同の推進プロジェクトを発足させ、新しい GIS市場創造に向けた開発を始め、すべての業務提携の内容の具体化を推進して まいります。

<補足>

株式会社ゼンリン
所在地:福岡県北九州市小倉北区下到津1−1−10
代表者:代表取締役社長  原田 康
URL:http://www.zenrin.co.jp/ [別ウィンドウ表示]

株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト(NTTネオメイト)
所在地:大阪府大阪市中央区内本町2−2−5
代表者:代表取締役社長  西村 憲一
URL:http://www.ntt-neo.com/

用語の解説

定義

1.「ゼンリングループ」とは次の会社をいう

  1. 株式会社ゼンリン
  2. 株式会社ゼンリンプリンテックス
  3. 株式会社ゼンリン北陸
  4. 株式会社ダイケイ
  5. 株式会社ゼンリンデータコム
  6. 株式会社ジオ技術研究所
  7. 沖縄インターマップ株式会社
  8. 有限会社ゼンリン山陰

2.「NTTネオメイトグループ」とは、下記に記載する関連会社を意味する。

  1. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト
  2. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト関西
  3. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイトみやこ
  4. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト兵庫
  5. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト名古屋
  6. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト静岡
  7. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト岐阜
  8. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト三重
  9. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト北陸
  10. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト中国
  11. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト東中国
  12. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト山口
  13. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト四国
  14. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト九州
  15. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト中九州
  16. 株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト南九州
  17. 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドゥ

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表時のものです。
最新の情報と内容が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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