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ニュースリリース

平成17年8月30日
西日本電信電話株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト
株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト

クライアント端末からの情報漏えいを防ぐ「シンクライアント・トータルソリューション」の提供開始について

西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)、株式会社 エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト(以下、NTTマーケティングアクト)、株式会社 エヌ・ティ・ティ ネオメイト(以下、NTTネオメイト)の3社は、個人情報保護法の施行等に伴い情報セキュリティ対策に悩みや不安を抱える企業や自治体向けに、クライアント端末からの情報漏えいを防ぐ「シンクライアント※1・トータルソリューション」を平成17年9月1日(木)より提供開始します。

なお、NTT西日本では、今秋を目途に本システムを情報漏えい対策の一環として、NTT西日本及びグループ会社が利用する営業系支援システムとして社内に導入し、情報セキュリティの強化を図ってまいります。

※1 企業や自治体の情報システムにおいて、社員等が使うコンピュータ(クライアント端末)に最低限の機能(表示・入力の機能)しか持たせず、サーバ側でアプリケーションソフトやファイルなどの資源を管理するシステムの総称。また、そのようなシステムを実現するための、保存機能を持たない低価格のクライアント用コンピュータ。

1.背景

IT化やブロードバンド化が急速に進展し、企業や自治体の情報漏えい事件が多発する中、平成17年4月1日より個人情報保護法が全面施行となり、情報セキュリティ対策に不安を抱える企業や自治体は技術的な対策を講じることが急務となっています。

このような状況の中、情報漏えいは内部から起こる場合が80%以上と言われ、クライアント端末の紛失・盗難やUSBメモリ、CD-Rなどの記憶媒体への不正コピーなど、組織内部からの情報漏えい問題が深刻化してきていることから、NTT西日本グループではこの度、クライアント端末からの情報漏えいを防止する「シンクライアント・トータルソリューション」を新たな情報セキュリティ対策として提供し、企業や自治体のセキュリティ対策促進に寄与してまいります。

2.「シンクライアント・トータルソリューション」の概要

「シンクライアント・トータルソリューション」は既存システムの脆弱性のチェックや業務改善などを含めたコンサルティングから、システムの構築・保守・運用までをトータルに展開する新たな情報セキュリティ対策ソリューションです。

アプリケーションソフトやデータファイルを集中管理するサーバと、記憶装置を持たずに表示・入力機能だけを持つクライアント端末を組み合わせたシンクライアント・システムが、企業や自治体の組織内部からの機密情報の不正持ち出しや紛失・盗難などによる情報漏えいを防止します。(【図1】シンクライアント・システムのイメージ参照 [別ウィンドウ表示]

また、全てのアプリケーションソフトをサーバで集中管理することにより、クライアント端末ごとのアプリケーションのインストールやバージョンアップなどのメンテナンスが不要となり、システム運用管理コストの削減も実現します。

「シンクライアント・トータルソリューション」の提供にあたっては、NTT西日本・NTTマーケティングアクトグループ・NTTネオメイトグループが連携してワンストップで提供し、地域に密着したサポート体制により展開していきます。

(1)シンクライアント・トータルソリューションの特徴

  1. 既存クライアント端末を利用し、低コストでシンクライアント化を実現
    ハードディスクを持っていないシンクライアント専用端末を利用するソリューションの提供はもちろん、既存のクライアント端末からハードディスク部分を取り外しシンクライアント端末として利用するソリューションを提供することにより、低コストでシンクライアント・システムを構築します。
    また、取り外したハードディスク内のデータをサーバやクライアント端末に移し替えるサービスをご提供すると共に、ハードディスク内に残存するデータをNTTネオメイトグループの「ハードディスク内容消去サービス」で完全消去し、情報漏えい対策を実施します。
  2. 24時間365日体制の運用・保守窓口を設置
    サービス提供開始と同時にシンクライアント・システムの運用・保守に関する一元窓口を設置し、24時間365日体制でリモートによる運用・保守サービスを提供します。
  3. 地域密着のサポート体制
    西日本各地にサービス拠点を持つNTT西日本グループの企業特性を最大限に発揮し、お客様に、より身近なサポート体制で、コンサルティングから構築・運用・保守までをきめ細かく、スピーディーにサポートします。

(2)導入効果

  1. 盗難、紛失や不正持ち出しによる情報漏えいの防止
    クライアント端末にデータを保有せず、サーバで集中管理することにより、データの盗難・紛失や不正な持ち出しによる情報漏えいを防ぎます。
  2. サーバ集中管理による運用管理業務の大幅削減
    サーバ集中管理により、アプリケーションソフトのバージョンアップなどの端末の管理業務が軽減され、システム管理に関わるコストを大幅に削減できます。

(3)費用

570万円(税込み)〜
(上記価格は、50ユーザ30同時接続可能な最小構成システムで、サーバ本体1台、シンクライアント本体50台、シンクライアントを動作させるソフトウェア30ライセンスの価格です。)

3.提供開始日

平成17年9月1日(木)

4.各社の役割

5.NTT西日本グループ内のシステムへの導入

NTT西日本グループでは、お客様情報の漏えい防止を目的として、ICカードや指紋認証などにより情報漏えい防止対策を講じてきましたが、最も高いセキュリティが要求される顧客データベースを含む営業系支援システムを利用する外販部門に、新たに開発した指紋認証システムと連携したシンクライアント・システムを今秋に導入し、情報セキュリティ対策を強化します。(【図2】NTT西日本営業系支援システムへの導入イメージ参照 [別ウィンドウ表示]

【対象システム】
外販営業活動管理システム
IP系サービス(フレッツサービス)の受注・工事・料金管理システム

【導入部門】
NTT西日本及びNTTマーケティングアクトグループの外販業務に係わる部門

【規模】
西日本全域 約200拠点
端末台数 : 約2,000端末

6.今後の展開

今後は、NTT西日本グループ内の連携を更に強化し、シンクライアントの機種追加(NTT研究所開発中のストレージ・セントリック・ネットワーク※2含む)や、コールセンタやテレワークといった外部に業務委託する場合の情報セキュリティ対策メニュー、持ち出し端末(ノートPC、PDA)の盗難・紛失を想定した情報セキュリティ対策メニューなどの新規サービスの開発と提供を実施していくとともに、NTT西日本グループ内の情報セキュリティ対策にも本ソリューションを積極的に活用し、情報漏えい防止に努めます。

※2 ストレージ・セントリック・ネットワーク技術とは、NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した、PC端末のネットワークブートおよびディスク領域マウントのための技術。ディスクレス端末からストレージにiSCSIインタフェースでアクセスし、OS(WindowsおよびLinux)やアプリケーションをネットワーク経由で起動(ブート)するとともに、ストレージ上のユーザデータ領域を自動的に割り当て(マウント)できる。

【図1】 シンクライアント・システムのイメージ [別ウィンドウ表示]
【図2】 NTT西日本営業系支援システムへの導入イメージ [別ウィンドウ表示]


ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表時のものです。
最新の情報と内容が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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