> > > 導入事例

導入事例

ミツイワ株式会社 様

【AQStage 緊急通報サービス(安否確認・緊急招集)】メールに加え電話へも発信可能でより迅速・確実な安否確認が実現。メールだけでなく、電話でも発信できる柔軟性が決め手となりました。

事例概要

ミツイワ株式会社(以下、ミツイワ)様は、災害時の初動対応に欠かせない従業員の安否確認を効率的に行うツールとして、「AQStage 緊急通報サービス」を導入。訓練や長野県北部地震などで操作性を体感し、利便性・柔軟性の点で社内でも高い評価を得るなど、BCP(事業継続計画)対策の強化に重要な役割を果たしている。

ミツイワ株式会社

すべては、お客さまの満足のために
ミツイワ株式会社

● 設立
1964年(昭和39年)7月
● 所在地
東京都渋谷区渋谷三丁目15番地6号
● 事業内容
ICTサービス事業と電子デバイス事業の二つを柱にした「ICTトータルサービスカンパニー」。富士通株式会社のパートナー企業として、ICTインフラ構築・運用サポートなどをワンストップソリューションとして提供している。
● 従業員数
763名(2014年4月1日現在)
● URL
http://www.mitsuiwa.co.jp/

導入背景

有事の際に不可欠なBCPの策定が重要課題に

ICTシステムの構築や運用など幅広いソリューションを提供しているミツイワ様。地震などの自然災害によりお客さまのオフィスや工場が被災した場合に、迅速な対応でお客さまの事業継続を支援することは、重要なミッションの一つだ。そのため同社では以前から、緊急時に従業員の安否確認などを行う連絡網の整備を進めていた。

高尾部長代理
高尾部長代理

中でも、お客さまサポートを行うサービス部門は、災害が発生すると、所属する技術者ら約450名がそれぞれ上司に安否や出社可否を電話で実施。東日本大震災では、宮城県のサービス拠点が被災したものの連絡網が機能し、必要な情報収集が迅速に行われたという。しかし、震災を機に、関東圏で大地震が発生した場合なども想定した、より強固なBCPの策定が重要課題となり、社内で「BCP策定プロジェクト」が立ち上げられた。

総務部の高尾久志部長代理は、「当社は『ひとベースのサービス』を大切にしています。有事の際、お客さまにサービスを提供する体制を整えるには、まず人員を確保することが前提。そのため、営業部門や総務部門などを含めた全社的な安否確認の仕組みの確立が急務と考え、緊急連絡体制の見直しを図ることになりました」と、BCPにおける安否確認の重要性を語る。


全従業員対象の訓練結果を踏まえ、
確実に安否確認が行えるシステムの導入を検討

そこでまずミツイワ様は、全従業員を対象とする安否確認訓練を試験的に実施した。地震発生の想定日時を事前に告知しておき、その時間がきたら従業員自らが上司に電話で無事を連絡。組織階層に沿って順にエスカレーションし、集約された情報を事務局に集めるという訓練だ。

結果、予定時間内にほぼ全従業員の安否が確認された。「しかし、この仕組みでは、たった1人でも連絡が遅れたら、組織全体がエスカレーションできない。実際の災害時には通信手段の途絶なども予想されます。また、たまたま揺れの少ない場所にいた人は連絡不要と思ってしまうかもしれません」と、総務部総務二課の松波弘治課長は分析する。

訓練の実施結果を詳細に報告・分析
訓練の実施結果を詳細に報告・分析

訓練後に実施したアンケートでも、「全従業員に一斉に安否確認できることが望ましい」「従業員からの自主的な連絡を待つのではなく、事務局側から回答を求める仕組みが必要」といった声が上がったという。そうした意見も踏まえ、ミツイワ様では安否確認を効率よく確実に行えるシステムの導入に向けて検討を開始した。



選定理由

「クラウド」「データセンターの二重化」「電話への発信が標準機能」の
三つが決め手

社内では当初、「事務局から一斉メールを送ればいい」という意見も出たが、東京本社が被災したら、それも難しい。やはり地震情報と連動して安否確認を自動発信するシステムが必要と判断し、複数のサービスを比較検討したという。

ミツイワ様が重視したのは、「クラウド型サービスであること」「データセンターが二重化されていること」「電話への発信を標準機能として備えていること」の3点だった。

導入費用や、本社が被災するリスクなどを考慮すると、クラウド型であることは必須。「中でもNTTネオメイトの『AQStage 緊急通報サービス』は、データセンターが関西と九州に分散配置されているのが大きなポイントでした。それなら、われわれの東京本社と、データセンターがある関西・九州が全て同時に被災する可能性は極めて小さい。また、通信というライフラインを守る社会的使命を持つNTTグループのサービスであることにも、安心感を覚えました」と、高尾部長代理はサービスの信頼性を強調する。

松波課長
松波課長

最大の決め手となったのは、メールだけでなく電話への発信ができるという点。「非常時の緊急連絡ですから、伝達手段がメールだけでは不安。従業員がメールを使えない状況にある場合も想定し、連絡手段はぜひ複数欲しいと考えていました。電話への発信が標準機能として使えるのは、検討した中では他社にはない大きな特長でした」と松波課長は語る。

さらにミツイワ様は、導入前に無料のデモアカウントを利用して、システムの使用感なども検討した。実際に一連の流れを体験する中で、発信側の操作性や受信側の使い勝手などを詳細にチェック。入念な確認作業を経て、「これなら大丈夫」と導入を決定したという。

導入効果

発信手段を柔軟に選択。状況確認の負担も大幅に軽減

メール・電話の発信手段も柔軟に選択可能
メール・電話の発信手段も柔軟に選択可能

2014年8月に「AQStage 緊急通報サービス」を導入後、既に自動発信を含めて数回、災害に関する従業員への連絡に本サービスが活用されている。

例えば、最大震度6弱を観測した2014年11月の長野県北部地震。該当エリアに同社の拠点も従業員の居住地もなかったため自動発信は行われなかったが、出張中や旅行中にたまたま被災した従業員がいることも考えて、手動により全体へのメール発信を行ったという。「緊急度がそれほど高くないという判断から、電話には発信せず、メールでの状況確認のみとしました。状況に応じて柔軟に発信手段を選べるのは、ありがたいですね」(松波課長)

また、サービス部門でも、大型台風の接近を受け、予想進路上の拠点に属する従業員にメールを発信、「台風の通過後に被害状況や出社可否を連絡するように」と指示したケースがあった。以前は、上司が部下の携帯電話宛てに手動でメールを送信し、回答を集約していた。回答がなければ電話で追い掛けるなど、かなりの手間が掛かる作業だったが、「このサービスを使えば、各従業員への安否確認を簡単に一斉発信でき、さらに回答状況をリアルタイムで把握できるので、大きな負担軽減になった」といった声も聞かれたという。

さらに、高尾部長代理は「利用者情報の管理において組織・階層ごとに閲覧権限を付与できる点が便利です」と評価する。それにより、部門長が部下の出社可否などを把握しながら、対応策を検討することが可能になる。BCPのスムーズな実行のためには、極めて重要な情報といえるだろう。

また、クラウド型で、データセンターも二重化されていることから信頼性が確保でき、事務局側の安心感も高まったという。

今後の展望

データセンターや仮想環境の活用で、さらなるBCP対策の推進へ

中川執行役員
中川執行役員

ミツイワ様では、被災時にお客さま業務への影響を極小化するため、優先して復旧させる自社業務の選定方法や復旧手順などを定めたマニュアルも策定済み。そうした対応の前提となるのが初動における従業員の安全確保であり、「AQStage 緊急通報サービス」は、ミツイワ様のBCPに必要不可欠な役割を担っている。

「お客さまにとってICTが重要であればあるほど、私たちがサービス提供を滞らせることは許されません。当社の社会的責任として、しっかりとBCP対策に取り組んでいることをお客さまにも仕入れ先にも訴求することで、信頼の獲得・維持に努めていきたいと考えています」と中川義久執行役員は語る。

今後は既に進めている自社設置サーバーのデータセンターへの移行をするとともに、クラウド型仮想デスクトップサービスの活用なども視野に入れているというミツイワ様。《All for Our Customers−すべては、お客さまの満足のために》という揺るぎない理念は、平常時の事業展開のみならず、BCPへの取り組みにおいても変わらず貫かれている。


営業担当者から

今後も、ご提案を通じ、ミツイワ様の「ひとベースのサービス」を支える
サービス提供に努めたい

「AQStage 緊急通報サービス」導入のご検討にあたり、電話に関する機能をご評価いただいたのは、NTTグループの一員として、とても光栄です。


(左から)中川執行役員、高尾部長代理、松波課長、NTTネオメイト寺村、入島
(左から)中川執行役員、高尾部長代理、松波課長、
NTTネオメイト 寺村、入島

ミツイワ様は、メールが使用できない状況も想定し、伝達手段が複数あることを重視されていました。そうした観点から、本サービスには、メール以外にも電話への発信ができる機能が標準装備されている点をはじめ、音声ガイダンスに従ってプッシュボタンを押すだけで回答が完了する使いやすさをご評価いただくとともに、他社に比べてコスト面でも十分にご納得いただけたものと考えています。

現在、BCP対策にも有効なソリューションとして「AQStage 仮想デスクトップ」もご紹介しているところです。今後も、さらなるBCP対策の強化や業務の効率化につながるご提案を通じ、ミツイワ様の「ひとベースのサービス」を支えるサービスのご提供に向け努めていく所存です。

NTTネオメイトITビジネス本部 アプリケーション事業推進部

【メールでのご連絡はこちら】お問い合わせ

【より詳しい情報はこちら】資料ダウンロード

このページのトップへ