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コラム仮想デスクトップの社内導入ストーリー

NTTネオメイトでは現在、NTT西日本グループ企業各社の8万5000台の端末を管理、運用しており、2012年から2014年にかけて、そのうちの3万5000台を仮想デスクトップに置き換えた。日本でも珍しい大規模な導入経験を通じ、多くの壁にぶち当たり、失敗やトラブルも経験してきた。

安定稼働の難しさ

仮想デスクトップでは、各ユーザーのデスクトップ環境がデータセンターのサーバーに集積するため、特定のユーザーが非常に負荷のかかる処理をしたり、全ユーザーが一斉にソフトウエアのアップデートを行ったりした場合に、パフォーマンスが極端に落ちることがある。あるいは、ネットワークの構成や経路によっては、各フロアのファイルサーバーとの通信が遅くなることもある。

全てのユーザーが満足できる環境を作るためには、仮想デスクトップの仕組みと既存環境との違いをよく理解したうえで最適な設計を行う必要がある。導入組織の形態に合わせた仮想デスクトップの管理方式最適化や、利用するアプリケーションごとの設定のチューニング、その他にもネットワーク設計の最適化など多くのノウハウが必要だ。

管理コストをどう抑えるか

運用管理の効率化のために仮想デスクトップを導入しても導入設計を誤るとかえって管理コストが増大することもある。例えば仮想デスクトップで各ユーザーのデスクトップをデスクトップ環境に設定する際には、マスターOSという元になるイメージを作り、それを展開することが一般的だ。一方でユーザーの要求するデスクトップ環境は単一ではなく、働き方に応じたデスクトップ環境の整備が必要だ。マスターOSを少なくしながら、多様なデスクトップ環境を実現する設計手法も、管理コストを抑える上では重要なノウハウだ。

実際に運用しているからこそわかること

NTTネオメイトが取り扱う仮想デスクトップに関する商品ラインナップはとても充実しているが、ユーザーの立場で目的を整理し、ラインナップの中から最適なものをチョイスしてご提案することができるのは、実際に自社グループにいち早く仮想デスクトップを導入してきた実績があるからこそだ。

今後この連載では、社内導入時の失敗やその解決方法、得られた知見などを数回に分けて紹介していく。

2015年10月19日 執筆
NTT西日本グループ3万5000台仮想デスクトップ導入「成功の3つのカギ」

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