AQStage ネットワーク導入事例

北陸電話工事株式会社 様

北陸電話工事株式会社 情報システム本部 社内情報システム部

導入背景

現場と各センターを結ぶ、新たなモバイル通信環境の構築が急務に

北陸電話工事様は、約10年前に「AQStage ネットワーク」を導入し、基幹業務を中心とした社内ネットワークを構築していたが、顧客ニーズに応えるため、約7年前に他社モバイル通信サービスを新たに導入。現場とセンターのタイムリーな通信を行っていた。

しかし、他社モバイル通信サービスの終了に加え、当初は携帯電話でシンプルなテキストのみの送受信を行っていたが、その後、工事状況の写真といった大容量データの送受信が増加し、より高速な通信が必要となってきた。
また、現場では、1チームが通常1日6件の工事を担当していることから、お客さまから進捗状況の問い合わせがあった場合、お待ちいただくことが多く、できるだけ早く現場の状況を把握し、リアルタイムで回答することが求められていた。さらに、“通信建設のプロ”として安心して活用できるモバイル通信環境も必要だった。

これらの問題解決に向け、高いセキュリティと大容量データの送受信を両立した、新たなモバイル通信環境の検討を開始した。

選定理由

簡易導入と高いセキュリティ品質が決め手

北陸電話工事様より相談をいただいたNTT西日本の営業担当者は、「AQStage ネットワーク」の「モバイルアクセス」の提案を行った。

情報システム本部 社内情報システム部の木谷 啓係長は、「『AQStage ネットワーク』を既に活用し、その安定性を実感していたので、『モバイルアクセス』もその品質には安心していました」と話す。

早速、NTT西日本の営業担当者はNTTネオメイトの技術者を伴い、「モバイルアクセス」の紹介と、社内ネットワークとの接続構成について説明を行った。

現場などのモバイル通信環境から社内のプライベートネットワークに接続できるため、外出先からでも社内と同等のセキュリティを維持できる点や、既存ネットワークにプラスαする手軽さが高い評価を受けた。

また、社内情報システム部の宮下 聖彰氏は「詳細な説明により導入メリットを実感できました。さらにインターネットを介さない閉域網でのモバイル通信という、高いセキュリティ環境も魅力でした」と、品質を実感し安心して活用できるモバイル通信環境として「モバイルアクセス」の導入を決定した。

導入効果

現場の早急な対応や労力の削減により業務を効率化

安心して利用できるモバイル通信環境へ

安心して利用できるモバイル通信環境へ
安心して利用できるモバイル通信環境へ

「モバイルアクセス」の導入は、まず試験運用による検証を実施し、検証後に本格運用を開始。こうした“試用期間”を設定・検証できるのも、スムーズな運用には欠かせないメリットだ。

現在、試験運用の段階だが、すでに「モバイルアクセス」の効果を実感していることがある。例えば、現地での判断がなかなかしづらく、またセンターへの電話で詳細な情報伝達も難しい場合、現場の状況を写真で添付してセンターに送付することでセンターが現場の状況をリアルタイムに把握し、その場で現場に指示を出すことができ、現地作業がスムーズに。

また、予定の工事が早く終了したチームは、一度センターに戻り他チームの進捗状況を確認していたが、センターが現場の状況をリアルタイムに把握することで、工事終了時点でまだ作業している近隣チームへの応援指示を出せるなど、現場での早急な対応も可能になった。

さらに、これまでは現場で簡単な報告を入力してセンターに送信し、帰社後に正式な報告書を記入する必要があったが、「モバイルアクセス」の導入で、大容量のデータ通信が可能になり、タブレット端末で詳細な報告書を記入して送信するだけで完結するなど、事務作業の効率化も図られている。

木谷係長は、「既存の「AQStage ネットワーク」に「モバイルアクセス」を加え、有線・無線両方の“プライベートネットワーク環境”を一元的に構築することで、管理や運用の手間・労力が低減できる環境が実現した。」と語る。

今後の展望

現場業務の効率化をさらに進め、売上げ拡大を見据える

重山 安司部長を中心に木谷 啓係長(写真右)と宮下 聖彰氏(同左)
重山 安司部長を中心に
木谷 啓係長(写真右)と宮下 聖彰氏(同左)

本格運用では、現場の各チームの進捗状況に合わせ、センターから次回の工事予定や臨時工事などフレキシブルに指示することにより、稼働効率が高くなることが期待されている。

また、施工記録書や工事報告書など必要な書類を現場のタブレット端末でダウンロードし、その場で確認できることや、業務記録をセンターに戻って改めて記入する事務作業の削減や、ペーパーレス化も望める。そしてさらなる付加価値として社内SIPサーバーと連携し、現場のタブレット端末を社内のIP内線通話端末として利用することも計画されており、現場からセンターへの通話コストの無料化も期待されている。

「現場の無駄削減が現場の負担軽減につながり、結果として無理なく作業量が増加し、売上げ拡大にも貢献する」とは、“現場にやさしい”をモットーとしている社内情報システムの総責任者、重山安司部長の言葉。「モバイルアクセス」の本格導入により、売上げ拡大に直結する業務の効率化をめざしていく。

北陸電話工事株式会社(以下、北陸電話工事)様は、「AQStage ネットワーク モバイルアクセス」を導入し、現場と各センターを結ぶ社内モバイルネットワークを構築。強固なセキュリティ環境でのモバイル通信による業務効率化を実現した。

北陸電話工事株式会社

設立
1949(昭和24)年11月
本社所在地
石川県金沢市大手町2番3号
業務内容
石川県・富山県・福井県の北陸三県を中心にNTTグループをはじめ通信企業や官公庁の電気通信設備工事を担当する通信建設会社。主な事業内容は、電気通信工事、電気工事、コンピューター及びその関連機器による情報処理業務など。
従業員数
458人(2013年3月末現在)
URL
http://www.hokuwa.co.jp/
北陸電話工事株式会社

営業担当者から

今後もプライベートネットワークを活かした提案をしていきたい

北陸電話工事様の懸念材料、“モバイル通信のセキュリティ”と“新規導入でのコスト増加”の2つの条件を満たすサービスとして、NTTネオメイトの「AQStage ネットワーク モバイルアクセス」を紹介し、説明したところすぐに導入を決定していただきました。

既にご活用いただいている「AQStage ネットワーク」に簡易に追加するだけで、北陸電話工事様社内のネットワーク環境を一元化し、初期費用を抑制できただけでなく、ネットワーク全体のセキュリティ強化も実現できました。

また、試験運用による検証作業を行うことで、北陸電話工事様も使い勝手を体験し、よりサービス内容を理解していただけたと思います。

これからの本格運用を前に、プライベートネットワークを活かした幅広いサービスのご提案を行い、北陸電話工事様のお役に立てるようNTTグループ全体で取り組みたいと考えています。

NTTビジネスソリューションズ ITビジネス部
金沢IT営業担当
瀧野 泰明